不動産物件を売る際、購入するときと同じく、登記の変更などいくつかの手続きが必要となります。
そこで今回、不動産売却時に必要な書類とはなにか、取得方法はどのようにしたら良いのかを解説いたします。
ぜひ、不動産の売却を検討している人は、必要書類がなにかを把握し、仲介会社に売却を相談してみましょう。
不動産売却前の必要書類と取得方法とは?
売却前に必要な書類は2つです。
●物件の間取り図やパンフレット
●住宅ローン残債がわかる償還表
不動産購入時に貰った書類のなかに図面は入っています。
パンフレットは、保存していればあるでしょう。
ただし、どちらもない場合は、当時の不動産会社もしくは建築したハウスメーカや工務店に問い合わせをおこない取り寄せする必要があります。
住宅ローン残債がわかる資料は、借り入れをおこなっている元に問い合わせし、取り寄せをおこないましょう。
どちらも電話で済む場合が多くあります。
ただし、本人確認などが必要な場合は、それぞれに出向く必要があります。
まずは、電話で問い合わせてみましょう。
不動産売却において契約締結する際の必要書類とは?
契約締結の際に必要な書類は、以下の5つです。
●最寄りの市区町村で取得可能な印鑑証明書と住民票
●不動産権利書
●毎年5月~6月に送られてくる固定資産税の納税通知書
●建築確認証
不動産権利書と建築確認証は、大切なものなので購入時から保管されているはずです。
紛失した場合は、それぞれ手続きをおこなわなければなりません。
不動産権利書は、管轄している法務局へ出向き再発行手続きをおこないます。
ただし、本人確認などを郵送でおこなうため、2週間から1か月ほどかかる可能性が考えられます。
建築確認証は、市区町村の建築課などに出向けば再発行が可能となります。
不動産売却において決済する際の必要書類とは?
決済するときに必要な書類は3つです。
固定資産税評価書と登記冒頭本、委任状です。
固定資産税評価書は、毎年固定資産税通知書と同封されてきますので、確認しましょう。
また、登記簿謄本は、購入時にもらっています。
紛失した場合は登記関連は最寄りの法務局、固定資産評価は、市区町村ですので、本人確認書類を持参のうえ出向きましょう。
まとめ
不動産売却時の必要書類は売却時の段階ごとに異なります。
もっとも多くの書類が必要となるのは契約締結の際です。
建築確認証など聞きなれない名前が出てくるため、購入時に受け取った書類に入っているかチェックしてみてください。
また、決済する際に必要な登記簿謄本があるかは事前に確認しておくことがおすすめです。
紛失手続きする際には、権利書と同じく時間がかかりますので注意しましょう。
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