マイホームの購入を検討されている方のなかには、長期優良住宅に興味のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
長期優良住宅にはさまざまなメリットがある反面、デメリットもあります。
今回は長期優良住宅とは何か、そのメリットとデメリットについて解説しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
長期優良住宅とはどのような家のこと?
長期優良住宅は、快適に長く住み続けられる家の普及を目指して2009年6月にスタートした認定制度です。
劣化対策や耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性やバリアフリー性、省エネルギー性など一定基準を満たしていることが求められています。
わかりやすくいうと、何世代にもわたって住み続けられる構造になっている、省エネルギー設計である、高齢者への対処がなされている、メンテナンス性が高いなど、長期間優良な状態が保てる住宅だということです。
すべての項目に明確な基準値が設定されています。
長期優良住宅を購入するメリットは?
長期優良住宅には多くのメリットがあります。
まず、住宅ローン控除が一般住宅の3,000万円なのに対して、長期優良住宅の場合は5,000万円です。
固定資産税をはじめ、不動産取得税、登録免許税など各種税金の減税もあります。
また、住宅ローンを組む際、フラット35の金利が優遇されたり、地震保険料の割引が受けられたり、補助金制度が利用できるなどの待遇もあります。
住宅ローン控除や各種の減税をあわせて、金額的にどのくらいのメリットがあるか計算してみるのも良いでしょう。
もしも売却することになった場合、長期優良住宅であるという付加価値がつくのも良い点です。
もちろん、性能の良いサステナブルな家に長く住めるのは、何ものにも変えがたい大きなメリットです。
長期優良住宅を購入するデメリットは?
長期優良住宅は、建築後も定期的にメンテナンスをおこなって良い状態を保つ必要があるので、一般住宅よりもメンテナンス費用がかかります。
また、認定を取得するための申請にも費用がかかります。
申請にかかる費用は自治体によって異なりますが、自分で申請する場合で5万円〜6万円、工務店やハウスメーカーに申請を代行してもらうと20万円〜30万円ほど必要です。
認定を受けてからの着工になるため、着工までの時間がかかる場合や認定されるために建築コストが上がりやすいこともデメリットでしょう。
まとめ
長期優良住宅は、長期的に快適で安全な家に住むために設けられた制度です。
建築コストがかかるといったデメリットを差し引いても大きなメリットが得られます。
住宅の建築や購入を検討する際、長期優良住宅を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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