賃貸物件を探す際、オートロックの集合住宅を条件にする人も多いでしょう。
安心できる点はメリットですが、鍵を忘れて出かけてしまった場合は建物に入れなくなります。
その場合の対処法をご紹介しましょう。
置き配を利用する方法や、救急車を呼んだ場合、救急隊員が入る方法についても解説します。
賃貸のオートロックは締め出しに注意！鍵はどう開ける？
賃貸のオートロックで注意したいのが、締め出しです。
鍵を持たずに外出してしまうと、部屋に誰もいない場合、建物の中にも入れません。
締め出されてしまったら、ほかの住人が来るまで待つことです。
不審がられてしまう可能性もあるので、部屋番号と名前は伝えたほうがよいでしょう。
お隣の部屋の人と面識があれば、隣の部屋番号を押して開けてもらうのも方法の一つです。
管理会社に連絡をすれば、解除してもらうことも可能です。
締め出しにあったときの対策として、管理会社の連絡先は控えておくことをおすすめします。
賃貸のオートロックで鍵が開かなくても置き配は可能
不在でも、玄関前やガスメーターボックスなどに荷物を置いてもらえる「置き配」は便利なものです。
オートロックの場合は部屋の前まで配達してもらえない場合も多く、利用できないことも少なくありません。
置き配を利用するには、解除しなくても荷物が置ける場所を指定することです。
宅配ボックスがあれば問題ありませんが、ない場合は建物の中や管理人さんに預けるなど、できるだけ安全な場所を見つけましょう。
また、スマホの操作でオートロックを開けられるアプリを利用する方法もあります。
まだ一般的ではありませんが、このようなサービスを利用できる集合住宅を選べば、置き配も可能です。
賃貸のオートロックで鍵が開かない！救急車はどうする？
救急車が来ても自分で鍵を開けられれば問題ありませんが、万が一、それができないほど体調が悪くなってしまったり、意識を失ってしまったりした場合はどうすれば良いでしょうか？
その場合は、救急隊員が管理会社などに連絡を取り、解除してもらいます。
一刻を争う緊急事態では、救急隊員や消防隊員などが使用できる、緊急用の非常用スイッチを使用します。
通常、いたずらされないよう、簡単に手の届かない場所や見つけにくい場所に設置されていることが多いです。
押してしまうと大きな音で非常ブザーが鳴り、警備会社などに連絡が行くなど迷惑をかけることになるので、必要のない場合は押してはいけません。
オートロックはそのような方法で開けることができますが、部屋の鍵には緊急スイッチはありません。
開けるのに手間取ってしまうことが多いので、救急車を呼んだ場合、玄関の鍵は開けておくことも検討したほうが良いでしょう。
まとめ
オートロック付きの集合住宅はセキュリティ面が強化でき、安心して生活ができるのがメリットです。
一方で、置き配は置き場所の工夫が必要だったり、鍵を忘れると締め出されてしまったりするデメリットもあります。
救急隊員は、緊急用スイッチを使えば建物には入れるので大丈夫ですが、部屋に鍵がかかっていると手間や時間がかかることもあります。
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