天候が悪い日でも衣類を乾燥させられる浴室乾燥機は、幅広い世代が利用する人気の設備です。
そのため、賃貸物件を選ぶ条件として、浴室乾燥機の有無を挙げる方は多くいらっしゃいます。
しかし、設置されている種類について、詳しく理解している方は少ないでしょう。
そこで今回は、電気式、ガス式浴室乾燥機の特徴と費用についてご紹介します。
賃貸物件における電気式浴室乾燥機の特徴とは?
電気の力によって稼働する電気式浴室乾燥機は「電気ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類に分けられます。
電気ヒーター式は、本体の内部で直接熱を発生させる仕組みです。
暖房、乾燥の性能は少し低く、たくさんの衣類を一気に乾かすことには向いていませんが、エアコンのような感覚で利用できます。
ヒートポンプ式は、浴室の外から空気を取り入れて発熱する仕組みです。
電気ヒーター式よりも性能が高いため、衣類を乾燥しやすく省エネ効果もあります。
また、ガス式よりもコンパクトであることが多く、広い設置スペースを必要としません。
賃貸物件におけるガス式浴室乾燥機の特徴とは?
ガスの力で浴室を暖房、乾燥させるガス式浴室乾燥機は、外部に温水器を設置してお湯を沸かし、熱を発生させています。
賃貸物件の場合、ガス給湯器が設置された物件に付属されていることが多いようです。
また、ガス式は性能が高い製品が多いため、電気式よりも素早く浴室を暖房、乾燥させられます。
頻繁に衣類を干したい方には最適な設備といえるでしょう。
賃貸物件における浴室乾燥機にかかる費用とは?
浴室乾燥機にかかる費用とは、電気式とガス式で異なります。
それぞれご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
電気式の浴室乾燥機の費用
使用する環境や機種によって、少し費用が左右することもありますが、電気式浴室乾燥機の利用には、1時間あたり約33円の電気代がかかります。
比較的費用は安いですが、ガス式よりも性能がやや低いため、衣類などの乾燥を目的として利用する場合は1~2時間程度長く稼働しなければいけません。
節電するには、効率よく乾かせるように干し方を工夫する、夜間が割安になるプランを利用するなど対策が必要でしょう。
ガス式の浴室乾燥機の費用
電気式と同様に、使用する環境や機種によって費用が左右することもありますが、ガス式浴室乾燥機の利用には、1時間あたり約64円のガス代がかかります。
電気式の2倍近く高い金額ですが、性能が高いため、短い稼働時間で効果を発揮します。
また、製品のカタログにはガスの消費量や消費電力が記載されているので、おおよその費用を計算することも可能です。
まとめ
電気式とガス式の浴室乾燥機には、それぞれの特徴があります。
なるべく費用を抑えて利用するためにも、ライフスタイルや稼働時間などを考慮して選びましょう。
今後賃貸住宅への引っ越しを検討している方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。
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