賃貸住宅で生活する際、隣人や上階からの騒音トラブルに巻き込まれることがあります。
大したことじゃないと思っていても、ガマンするうちに意外と深刻なストレスの原因になってしまう可能性も。
できれば早期に平和的解決を図り、快適な生活を送りたいですよね。
今回は賃貸住宅に住む人に向けて、騒音の原因や対策などをご紹介します。
実は迷惑をかけているかも!賃貸住宅の騒音トラブルの原因とは?
賃貸マンションなどは、分譲と比べると床や壁が薄いケースが多く、生活音が伝わりやすい構造といえます。
「共同住宅」であることを意識して生活することが大事ですが、"住民同士の感覚のズレ"や"モラルの低下"により騒音トラブルが起こってしまいます。
騒音トラブルの事例をご紹介します。
上階からの生活音や足音
どんな家でもある程度の生活音はありますが、子どもが走り回ったり、深夜にものが倒れたりするような音をたてるのは問題です。
家電を使う音
掃除機や洗濯機を使う音は、床や壁を通して隣や下の階に響きます。
電気を使わないモップなども、あまり早朝から使うと「床をこするような音や振動が響いて、朝早くから起こされてしまった」ということになりかねません。
話し声
大声で電話をしたり、マンションの廊下でいつまでも話したりする声なども迷惑に感じる人がいるので注意しましょう。
楽器や音響機器
ピアノやオーディオは本人にとって大切な趣味でも、他人にとって騒音になってしまう場合が多いようです。
時間帯を考慮し、ヘッドホンやイヤホンを利用するなどの配慮が必要です。
入居前からできることも!賃貸住宅での騒音トラブルへの対策
まず賃貸住宅の場合は、入居前にあらかじめ音が気になりそうな物件かどうかある程度のチェックが可能です。
内覧で部屋を決める際、隣や上階の間取りを予想し、壁を触ってみて音の伝わり具合をチェックしてみましょう。
夕方、近隣の居住者が在宅している時間帯に内覧して、生活音を確認してみるのも1つの方法です。
また、先述したように床に伝わる音や振動が騒音トラブルの原因となることは多く、対策としてはカーペットやフロアマットを取り入れるのも有効です。
賃貸住宅の騒音トラブル!平和に解決したいなら管理会社に相談を
騒音トラブルに遭った場合、どんなに腹が立ったとしても、直接クレームを言いに行くことはおすすめできません。
場合によっては、逆恨みされてしまうこともあります。
賃貸住宅での騒音トラブルなら、まずは管理会社へ連絡しましょう。
貸主には"入居者に最低限安心して生活できる環境を提供する"という義務があり、貸主が入居者の管理を管理会社に委託していた場合、管理会社にもその義務があると考えられます。
各自治体の生活相談窓口に相談するのも1つの方法です。
また、双方の主張が噛み合わず解決が難しいようなら、費用はかかりますが、弁護士に相談するとよいでしょう。
ご近所トラブルなどの場合は「訴訟」ではなく、「調停」による話し合いで円満解決を図ることが多いようです。
しかし、暴力行為などがあり明らかに度を超えている場合は警察へ通報しましょう。
まとめ
「これくらいの音なら大丈夫だろう」と思っても、周りの人には「ガマンできない騒音」であることはよくありますので、自分の出す音にも意識を向けることは大切です。
賃貸物件でのトラブルは自分で解決しなければと思わず、まずは管理会社に相談してみてくださいね。
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