一戸建てやマンションなどの購入を検討する際には、窓ガラスについても考えておく必要があります。
窓ガラスの種類を選ぶ選択肢の1つとして挙げられる複層ガラスは、住環境を快適にしてくれる優れものです。
今回は、複層ガラスとは何か、どのようなメリットをもたらすのか、の2点について紹介します。
住宅購入前に検討してみる価値あり!複層ガラスとは?
複層ガラスとは、2枚のガラスの間に質量が重いガスや乾燥空気を封入した二重構造のガラスのことです。
近年では複層ガラスのことを、板ガラスの大手メーカーの登録商標であるペアガラスと呼ばれることが多い傾向にあります。
メーカーやブランドによって多少の差はありますが、2枚のガラスの間には約6mmの隙間があり、全体の厚さは約12mmです。
2枚のガラスの間に空気層があることで、夏は強い日差しを遮断し、冬は寒い空気を室内に入れにくくする特徴をもっています。
住宅の購入で複層ガラスを取り入れる4つのメリット
複層ガラスを取り入れるメリットは、下の4つです。
●断熱性に優れている
●防犯効果が期待できる
●結露を予防できる
●紫外線対策につながる
一般的な1枚ガラスと比較すると、複層ガラスの断熱性は1.7倍高いと言われています。
2枚のガラスの間に空間があると、中間層の空気が熱を伝えにくくし、室内の気温を一定に保つことが可能です。
また、室温を一定に保つことでエアコンの稼働エネルギーも最小限に抑えられるため、省エネ効果も期待できます。
簡単に割れてしまう1枚ガラスの住宅は、空き巣に狙われやすい傾向にありますが、強度の高い複層ガラスは侵入に時間がかかるため、防犯対策に効果的です。
強化ガラスや鍵が二重になっているタイプを取り入れると、さらに高い防犯効果を発揮できるでしょう。
複層ガラスは室外と室内の温度差を小さくしてくれるので、気温の差による結露を防いでくれる効果もあります。
ガラスは1枚でも紫外線の予防効果がありますが、2枚ガラスなら太陽光の明るさを保ちながら、有害な紫外線のみ遮断することが可能です。
日射熱による室温上昇も抑えてくれるので、暑さ対策にもつながります。
さまざまな効果をもたらす反面、劣化による不具合が生じるケースもあるため、専門会社による定期点検をおこなうと安心です。
まとめ
複層ガラスには優れた特性があり、夏の暑さ、冬の寒さから守ってくれるだけでなく、防犯対策や結露防止などにも効果的です。
快適な暮らしをサポートしてくれる複層ガラスをぜひご検討ください。
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