賃貸物件のお部屋探しでは、2階以上の部屋を希望する人も多いでしょう。
たしかに1階には心配な面もありますが、便利な面もありますから、それらを踏まえて検討することがおすすめです。
今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、1階の部屋の特徴について、家賃・防犯・洗濯物の3点をご説明します。
賃貸物件を借りる際に知っておきたい1階の部屋の特徴①家賃について
1階の部屋と聞くと、セキュリティ面やプライバシー、寒さや上階からの音など、さまざまな心配が思い浮かぶのではないでしょうか。
そのため1階は、他の階に比べるとあまり人気がありません。
ですから借り手を見つけやすいように、多くの物件で家賃が低めに設定されています。
同じ物件で同じ間取りでも、階数によって家賃が違うこともありますから、より安い部屋を探している人は1階を中心に探してみてはいかがでしょうか。
賃貸物件を借りる際に知っておきたい1階の部屋の特徴②防犯面について
先程ご説明したとおり、1階は防犯面が心配だと感じる人は多いでしょう。
けれども、しっかりと対策しておけば、防犯性を高めることが可能です。
物件は「管理人が常駐している」「オートロックや防犯カメラがある」「モニター付きインターホンがある」などのポイントを押さえて選ぶと、安心感が高まります。
部屋を借りる前には、庭やベランダへ侵入しやすい経路がないことも、しっかりと確認しておきましょう。
また自分でも、きちんと鍵をかけたり防犯グッズを利用したりするなど、いろいろな工夫ができます。
2階以上の部屋でも、窓の開けっ放しなどの油断があると侵入されるリスクはあるでしょう。
ですから階数だけではなく、普段から防犯に対して高い意識を持つことが大切なのです。
賃貸物件を借りる際に知っておきたい1階の部屋の特徴③洗濯物について
1階の部屋は、プライバシー面も心配のひとつでしょう。
他の階に比べて外から見えやすいこともあり、洗濯物の干し方にも悩んでしまうかもしれません。
とくに女性は、性別が判断できるようなものを外に干さないほうがよいでしょう。
タオルやシーツは外に出し、身に付ける洋服類は室内干しにするなどの工夫を考えましょう。
できるだけ外に干したい人は、すだれなどで目隠しする方法もおすすめです。
まとめ
賃貸物件の1階は、防犯やプライバシー面でやや不安はあるかもしれませんが、工夫次第で改善できます。
階段やエレベーターを使わなくてもよいなど、いろいろなメリットがあることも特徴です。
とくに家賃は安めに設定されていることが多いので、なるべく節約したいとお考えでしたら、1階の部屋も候補に入れて検討してみましょう。
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